あきらめないで ～佐野有美さんの詩集より～
2010年11月25日
こんばんは。Ｍ´です。
11/21(日)に金屋市民館にて佐野有美様の講演がありましたが、
私は仕事で京都におりましたので参加ができませんでした。
今週に入り、社長より「この本を読みなさい」と受け取ったのが、
「あきらめないで」という佐野様の詩集です。
今後少しずつですがご紹介していきたいと思います。
でも出来ましたら感心ある方は、本屋さんで本をお買い求め下さい。
これはあくまで予告編としてのご案内です。
「わたしのからだ」
からだのラインがわかるような服は大嫌い
子どもから大人へ
変わっていくからだに戸惑った
絶対に忘れられない あの日のこと
小学校のとき
みんなに手足があっても
わたしはこれが普通だった
五年生になったある日
お風呂で鏡に映る自分の姿に 愕然とした
やっぱりわたしはおかしいんだ
そして かすかに膨らみはじめた胸
あるべきものがなくて
なくていいものがあって
変だよ おかしいよ
異常なからだに 吐き気がした
色気づきたくない！
だって障害があるんだから
きっとおかしいって思われるから
ジロジロ見られるの慣れたけど
もう 耐えられないよ
ダブッとした服で 胸の存在を消していたのは
そんな思いもあったから
あれから何年たったかな
そんなこともあったっけ
美しい女性になるため
お化粧も ファッションも
研究するのが好きになった
だけどね やっぱりカラフルな服が好き
思わずジャンプしたくなるの
「恥ずかしい」なんて服は
もう 脱ぎ捨てた
Posted by 「ＴＭネットワーク☆ＳＴＡＦＦブログ」 at 20:00
│Ｍ”
