尻ぬぐいはイヤです! 因果な商売ですが、
2011年12月13日

事故処理を「尻ぬぐい」だなんて失礼な言い方は致しませんが、
事故の現場で感情的になったりして、事故以外のトラブルの後始末=「尻ぬぐい」だけは、
例え仕事であっても、やりたくありません。
先日の日曜日の事故のことで、翌日の月曜日に大トラブル、
お相手から「謝罪に来い!」とか「人身扱いにするぞ!」とか言われて、
私共のお客様にその旨お伝えしたら、
更に感情的になって、
「何が謝罪に来いだ! 何が人身だ!ふざけるな!」と、
そう言う時に必ず申し上げるのが、
「今のお言葉、そのままお相手に直接言って下さいね!」
この一言でだいたい解決します。
私共代理店や保険会社の担当者の前では強い態度取れても
イザとなると・・・・・。
私共のある建築関係の会社の社長さんは
事故してこちらが悪く、ご自分の従業員の方がきちんと謝罪をしなければ、
事故のお相手の前で、警察官がいても平気で殴ってしまいます。
時にはそのくらいの態度もあってもいいような気がします。
殴ることには問題がありますが、そんな裏表のない「頑固一徹」な社長さんを
私は好きです。
今夜、そのご夫婦とご一緒にお相手のところに謝罪に行って参りました。
「謝罪に出向いても、もしお相手が何か言って来たら私が言い返しますから
絶対にお二人は感情的にならないで下さいね」と打ち合わせをしてお邪魔したら、
まったく予想外に「わざわざご丁寧にありがとうございます。」と
喧嘩を覚悟でお邪魔sただけに、拍子抜けの態度にびっくりしました。
当社では、おケガがあれば当然、おケガなくてもこちらが悪い場合には
基本的に謝罪に出向いていただくようにお客様にお願いをしております。
出来る限りではありますが、90%以上の確率で同行謝罪(ご一緒に)を
させていただきます。
それで、殆どが円満解決の近道になっております。
余りに酷い事故で、お相手に謝罪のお願いをしても、行って下さらない場合は
次回のご契約をご辞退もさせていただいております。
例えお客様であっても、「事故が起きたら誠意を持って、謝罪をする大切さ」の
ご指導も私共保険代理店の大切な仕事と思っております。
事故は常に「お相手の立場になって」を、お願いしております。
今後も「尻ぬぐい」と言う処理はしたくないものです。
Posted by 「TMネットワーク☆STAFFブログ」 at 22:00
│事故処理アドバイス