昨夜も夜遅くまで町内役員会議でした。

そして今日もまた町内代表での行事です。

今年は地元金屋連区創立五周年記念と金屋市民館設立三十周年記念、

そして国税調査の年と例年にない特別行事がいろいろありました。

残す大きな行事は、来月の防災訓練と年末の火の用心の夜廻り巡回です。

そして最大の難問は、来年度の町内会の役員人選です。




先週から次年度の役員候補の人達のところに回らせていただきましたが、

皆様よく考えるなぁと思う理由で逃げ始めて来ました。

仕事が忙しいとか、健康上の都合は理由にはなりません。

町内の役に限らず、PTAなどの役も同じで、町内に住む以上役からは逃げれません。

そして子供さんが学校に行っている以上は、いつかは回って来る役ですし、

結果的に受けるのであれば、前任者の人の立場も考えて、気持ちよく

受けるべきではと思います。



平成８年に子供が中学１年の時にＰＴＡの副会長が廻って来ました。

二つの小学校が一緒になる中学校でしたのでＰＴＡの会長、副会長は地区からの

代表者が会長か副会長を交代で受けるようになっておりました。

と言うことで平成７年度の近所の会長さんが副会長の役を持って参りました。

近所の方ですから顔は知っておりましたが、キザな男で、最も嫌いなタイプの

方でした。




家内は息子が小学校６年生の時に婦人部長を受けておりましたので、

その関係で狙われたと思います。

一応ご丁重に「私なんかには荷が重過ぎますので、相応しい候補の方を当たって

下さい。

それでもどうしても困った場合には、お話だけはお聞き致します。」と

お断りさせていただきました。

兎に角キザで嫌いなタイプの方でしたから、



数日後「どうしても貴方以外の適任者の方はおりませんでした。」と

当然の如く、脈有りとの判断でどこにも当たってないと後からお聞きしました。




結果的には、そのキザ野郎？の会長さんが、

それが今では大の親友でもあり、それを機に当社の税務でお世話になる会計事務所の方

となり、現在は当社の役員にもなっていただいておりますし、

私の万一の時の葬儀委員長候補？までの関係になってしまいました。

本当に不思議な皮肉な話です。




性格的に代表者の会長より、ＮＯ２の副会長の方が合っておりまして、

回りの役員の方々はどう思ったかわかりませんが本当に副会長を務めてよかったと

思っております。

翌年は私の後任者を私が選び、結果的には一緒にやった会長とキザ野郎様？と

その後任者（残念ながら６年前に５０過ぎで急死されてしまいましたが）と４人が

ゴルフや旅行に行く程の大の仲良しとなりました。



そんなこともありまして、５年前に町内の副区長も受けて、今年の区長も受けたと

言う次第です。



世の中、やってみないとわからないことってあると思います。

男性に限らず、どんな役も回って来た時は、受けるべきことと思います。

女性も同様、女性も同様に人生の中で決断の時期ってものがあると思います。