豊川市内のお医者さま＝（私の仲人様）のお宅のベンツが台風被害に遇いまして、修理が出来上がり納車を二代目に運転させました。
「こんな時でなければベンツなんて乗れませから」と戸惑う息子にお客様のご了解に元に運転させていただきました。
私共では、このような修理先やレンタカーのご手配なども私共のサービスの仕事の一つとしてご提供させていただいております。



さて、改めてまして、10月8日午前3頃の台風18号の被害に遭われました皆様、心よりお見舞い申し上げます。特に火災保険や自動車保険の対象とならなくて、かなりの損害に遭われました農業の皆様にも改めましてお見舞い申し上げます。

当社では現在火災保険で30件、自動車保険で29件の台風１８号の損害の受付をさせていただいております。
火災保険の30件の皆様のところには、こんな時ことお役に立てなかったら申し訳ない思いで、全件私が二代目息子を連れて、移動中はお電話対応をしながら、自分達の目で損害確認を見ての立ち合いをさせていただきました。

幸いにも1件もおケガがなかったことが幸いでした。
私のところでも屋上のベンチが屋上フェンスを乗り越え道路に落ちたり、近くの公園やサティ前の木が倒れたりですから、豊川、豊橋地区にはかなりの強風だったことは身にしみてわかりました。そして私共も部長（家内）の車にも何かが飛んで来て損害がありました。勿論お客様のご修理が落ち着いた今修理中です。

お車の29件のうち2件の遠方の方には大変申し訳なかったのですが、私自身の立ち合いが出来ず、保険会社の専門家の立ち合いにお任せさせていただきましたが、お二人のお客様がデジカメでお写真を撮っていただき、私共にメール送信をいただける近代的なご処理のご協力をいただき本当に感謝致しております。

残る27件はすべて私共が息子と二人で立ち合いに出向かせていただきました。
災害があったことにつきましては本当にお気の毒なお話ではありますが、少しでもお役に立てまして、お客様は御礼のお言葉をいただきました時にはこの仕事のやりがいを感じました。

そして台風以来、その関係で毎日豊橋に臨時に設けられた『台風18号対策本部』には毎日写真や損害のお見積り書を直接持参し、担当社員の方々と打ち合わせをさせていただいております。

その経過の中、12件の早期解決が出来ました。勿論今の時代ですから損害写真はデジカメでメール送信、お見積り書はFAXで対応出来ますが、やはり一刻も早いお客様へのご対応を考えましての『台風18号対策本部』への直接のお届け及び打ち合わせをさせていただております。

今回火災保険の受付の中で、損害額の認定額が２０万以上の損害がある方のみお支払の対象の規定がある中、ご対象にならなかったお客様もお見えではありましたが、私共が言える立場ではありませんが、それだけお被害が少なかったことを「不幸中の幸い」とご理解いただきましてお見舞い申し上げます。
ご参考までに今回の当社の火災保険での一番大きな損害は約４００万が最高でした。

そしてお車の損害につきましては車両保険の一般車両（自損事故・当て逃げの補償も含む保険）ともう一つに車両危険限定車両保険（旧・エコノミー保険）＝自損事故・当て逃げの補償が出ない車両保険の共に補償対象となります。これを機に「災害は予測されず起こるもの」とのご理解の元で皆様ご検討をお勧め致します。
ご参考までに今回当社の車両損害で最高のお支払金額は約１６０万が最高でした。ご家族で４台すべての損害と言うご家庭もございました。すべて車両保険でご対応させていただきました。ちなみに昨年の９月の岡崎の大水害では私の親しい同業代理店様のところで高級外車１０００万とか２０００万とか大きなお支払が２台あったそうです。


所属致しております三井住友海上火災保険会社の担当社員の方々も台風以来休日返上で泊り込みで、深夜までご対応をして下さっております。とても地元名古屋だけの対応は無理で全国各地からも応援に来て下さっております。
そんな中、名古屋の損害部門の方々が交代でお越し下さいましておりますが、日頃からいろんな方々とご交流させていただいておりましたお陰で、名古屋の応援の方々の殆どの皆さん知っておりまして、誰がお越しになってもご担当の方以外でも、スムーズなご対応をいただけますことは、自分自身日頃の行いと常に心掛けておりますネットワーク作りでもありまして、そんな一面を息子の前で見せれてよかったように思えました。

こんな大災害の中、お一人のお客様だけはご自分のことしかご主張せず、困りましたが、あとは皆様に寛大なるお気持ちでご理解とご協力をいただきまして、私共としても本当に助かりました。
お陰様で火災保険、自動車保険を合わせて約５０件の事故受付のこれだけのご被害が出た中、１件も苦情にならなかったことは所属先の三井住友海上火災保険会社の担当社員の方々のご苦労とご協力のお陰と心より感謝申し上げたい思いです。

大災害中に口には出してはいけない言葉ではありますが、今後あり得る、「東海大地震」に備えるいい勉強と自信にもなりました。大変失礼ではありますが、この程度で我々がパニックになっていたら、もっと混乱を招くことになっしまうことを意識してここ２週間を活動して参りました。

そしてこんな時当社としても私一人ではなく、息子と二人の存在で対応が出来ましたことは、日頃虐めてばかりおります息子にも当たり前の当然のことではありますが、休日返上で助けてもらい、お客様にご迷惑をお掛けせずに済みましたことを言葉では言えませんのでこの場を借りて感謝に気持ちを表したいと思います。
合わせてこの一番大変な状態な時にタイミングが悪く２人のＳＴＡＦＦが長期休暇中で、残された皆んなで対応出来ましたことには、残されたＳＴＡＦＦの皆さんにも心より感謝をしております。
こんな時日頃からきちんとした組織作りをして置いてよかったことも改めて認識出来ました。

以上、台風情報の経過報告でした。（たまには真面目な記事とさせていただきます。）